戸建てを売却した経験から【自宅の売却体験記】をまとめています。
まとめ記事:自宅の売却【体験記録】
今回は仮契約から本契約の様子をまとめました。
- 仮契約について
- 手付金について
- 本契約について
ゴール目前!売買契約を乗りきりましょう!
契約は、自宅売却の最後の山場です。
「早く・高く売る」まさにその瞬間がやってきました!
流れをイメージしておき、スマートに乗り越えよう!
仮契約!手付金!
売却には2段階の契約があります。その1つ目が仮契約。
家は高い買い物ですから、ポケットマネーで即日購入、なんてわけにはいきませんよね。
そこで仮契約というものがあるんです。ごく簡単に言えば、「買います。最初に少しだけ代金を渡すので、全額用意できるまで他の人に売らないでくださいね」という約束。
また、仮契約で支払われるお金は手付金と呼ばれます。この後お話しするような状況で本当の契約(本契約)に至らなかったら、この手付金は売主(あなた)のものになります。
ですので、仮契約まで進めば売れたも同然です。
手付金の額、受け渡し方法
わが家が受け取った手付金は100万円でしたが、額には定めがないそうです。
簡単に契約解除をする気になれない額でないとマズいわけで、それを踏まえて仲介業者(不動産会社)で提案してくれることがほとんど。ずいぶん調べましたが、100万円とするケースはかなり多いですね。
受け渡し場所は、だいたいが不動産会社になると思います。わが家もそうでした。応接スペースで。お茶を飲みながら。
現金か振り込みか?わが家は現金でいただきました。不動産会社で用意してくれていた札束を数える機会でバーッと数えてもらって。
仮契約で手付金をやり取りする時の雰囲気ですが、これも多くは和気あいあいと進むでしょう。売主は売れて嬉しいですし、買主は希望の物件が見つかって嬉しいですからね。
本契約に至らないケース
仮契約が無事に済んでも、まれに本契約にならないことがあります。
この場合、理由のほとんどは買う側のローン審査が通らないこと。
仲介をお願いした不動産会社も、この点を強調していました。仲介する立場からも、契約が成立しなかった時にトラブルが起こるのは嫌ですから、「ぬか喜びになるかもしれない。期待し過ぎないようにしよう」と言うんです。大丈夫だと思ってても。
比較的珍しいケースとして、両親の反対などで考え方が変わり、手付金を諦めてでも本契約をキャンセルする例もあるそうです。
いずれにしろ、仮契約後も気持ちを引き締めてべきなのかもしれません。
「まあ、本契約まで行けるでしょう!」と思ってはいても、わが家も緊張しながら1か月間を過ごしました。特に相手の方のローン審査が長引いているという連絡を受けた時は、身体が固くなる思いでした。
でも、
本契約!
本契約のようすを、わが家のレポートを交えて簡単にお伝えします。読者の方の本契約も、おおむねこんな感じになるでしょう。
ちなみに、本契約へ赴いたのはオット。私は緊張し過ぎて自宅待機だったのです…。詳しく話を聞きましたので、そのままお届けしますね。
(本契約、どんな感じだったんだろう…)
場所:相手の指定する銀行。地下の特別室のようなところに案内されて、少し緊張したそうです。
日時:平日の昼間。相手の指定の時間。1時間くらいで完了。仕事を抜けて駆けつけ、職場に戻るまで2時間。
持ち物は、実印と印鑑証明の他、住民票、登記識別情報。自宅の鍵もすべてこの日に引き渡し。
日どりも持ち物も、不動産会社からあらかじめ連絡されます。わが家でも、心配するようなことはありませんでした。
相手(買主)、不動産会社の担当者、司法書士というメンバーがそろい、本契約が進みます。書類は揃っているので、司法書士の方の指示で必要な個所に押印していくだけです。
緊張感はあるでしょうが、言うなれば高額の商品をやり取りしているわけです。たまに雑談があったりして、楽しい雰囲気になるでしょう。
契約のこと、まとめ
反対から言えば、頼れる不動産会社と出会うことは最後の瞬間まで大切です。納得いくまで話を聞き、しっかり選んでくださいね。
頼れる不動産会社を探そう!