アスリートはもちろんすごいけど
そのアスリートを育てた親はもっとすごい。
親になって育てるということが
いかに難しいか実感しています。
アスリートの親に学んだ「褒める子育て」について書きます。
オリンピック2連覇の羽生選手。
2018年平昌オリンピック フィギュアスケート男子で
オリンピック2連覇を達成した羽生選手。
完璧なジャンプ、そして惹きつける演技に家族みんなで感動したことを覚えています。
演技を見てから、数ヶ月前に怪我をされていたと知りさらに感動。
怪我を乗り越えての出場だったのですね。
また、羽生選手本人のインタビューでも胸がグッとなりました。
「もし何もなくてこのNHK杯で怪我をするまで本当に順風満帆でうまくいっていたとしたら、多分(ここの)オリンピックでメダル取れてない。やはりいろんな経験があったからこそ、いろんな勉強ができた。それが分かったのは今回の怪我のおかげと思っています」
(引用:WEDGE Infinity)
とことん前向き、努力家ですよね。
日本中が皆がファンになる理由がわかります。
アスリートの親が意欲的な子供を育てるコツ!
アスリートはすごい。
さらに、アスリートを育て上げた親がすごいと思うんですよね。
栄養面はもちろん、精神的なサポートが重要だと思うのです。
オリンピックは家族がサポートし続けた結果ですよね。
アスリート自身もそれが分かっているから、
「だれにこのメダルを捧げたいか」というインタビューに
「親です」と答える方がたくさんいるのでしょう。
もちろん、アスリートになるには
- 家族がアスリートがあった
- 本人に才能があった
- 経済的余裕もあった
色々揃ってないと一般家庭では育て上げることは不可能だろう思います。
でも全て揃っていた場合でも、
本人の「意欲」そして家族の「共感」がなければ絶対に続かないと思います。
「よく褒める」アスリートママ82.5%に対し、「よく叱る」アスリートママは45.0%という結果。また85%のアスリートママが「結果だけでなくプロセスもよく褒める」と答えており高い傾向に
(引用:ライブドアニュース)
何事も「楽しい」が一番!
かなり古い記事ですが、子どもとスポーツとの関わりについて、末續慎吾選手の語りです。
「子どものころから、こうした方がいいとかって言われることもあると思うんですけど、僕は陸上競技のきつさみたいなものを知るのは、大人になってからでいいと思うんです。最初は自分の思うとおりにいっぱい走って、食べたいものをいっぱい食べて、知識は後でいいんじゃないかと。もちろん、そういう知識を自分で調べたりするのが好きな子もいるので、それはもう本人たちに任せて、子どもたちの『自由』を確保してあげることも大人には必要ではないかと……」
(引用:All About JOCインタビューより)
知識よりも経験といったところでしょうか。
子どもがいい成績を上げられるようにと、大人は先回りしてばかりなのかもしれません。「何歳から」と考えるよりも、
まずは 子どもが「楽しい!」と思える自由を与えること。もしかすると、金メダルはそこから生まれているのかもしれませんね。
(引用:All About JOCインタビューより)
子供が小さいうちはとくに、
子供が「したい」「楽しい!」と思った時に自由にできる環境作り、
それが実現できるサポートが大切だと改めて思いました。
アスリートの親はよく褒める!
アスリートの親は叱るよりよく褒める!
そして結果でなく、そのプロセスを褒める!
それは、アスリートの子育てだけでなく
今日からの子育てにいかせるのではないでしょうか。